PMU ink×Elites主催 Tina Daviesファン感謝祭 in 表参道

2025年6月16日(月)、世界中のPMUアーティストから絶大な信頼を得ている色素ブランド「tina davies」の開発者 Tina Daviesさんを迎え、表参道「SPOT表参道 GRANDE」にて、PMU inkとPermablend Japan Elites主催の《Tina Daviesファン感謝祭》が開催されました。アートメイク業界に携わる多くのアーティストやファンが集結。Permablend Japan Elitesの皆様も来場し、Tinaさんのお話に真剣に耳を傾けて、会場は熱気と感動に包まれました。


Tinaさんの原点─すべては“秘密の趣味”から始まった

イベントの冒頭では、Tinaさんご本人による自己紹介が行われました。
両親は台湾出身で、ご本人はアメリカ・サンフランシスコ生まれ。アートメイクとの出会いは約30年前に遡ります。それは、大学時代のある日。友人にアイライナータトゥーを入れてもらったことが始まりでした。当時はまだ一般的ではなかったアートメイクを、「内緒の趣味」として始めたけ。少しずつクチコミで評判が広がり、やがて本格的なキャリアへと発展していきました。

これまでに手がけた多くのクライアントの悩みに寄り添いながら、自らの手でアートメイクの可能性を広げてきたTinaさん。その経験が、現在のピグメント開発やアーティストへのサポートにも活かされています。
そして、tina davies製品の開発背景、色素設計の哲学について、開発者ならではの視点から丁寧に語ってくださいました。
長年のPMUアーティストとしてのキャリアを通して見てきたアートメイクの変遷や、世界中のアーティストと関わる中で得た洞察も共有され、参加者からは感嘆の声が絶えませんでした。


FADEシリーズ誕生の裏側─“時代に合ったアートメイクを”

Tinaさんは自身が開発した人気シリーズ「FADE」についても、開発に至る想いや背景を語ってくれました。Tinaさんによると、「FADE」シリーズの着想は、アートメイクの“定着しすぎる問題”に着目したことがきっかけだったそうです。

「技術が進化する中で、お客様のニーズも変化しています。『数年後には形を変えたい』『自然に薄れてほしい』という声を多く聞くようになったんです。」

そう語るTinaさんは、アートメイクが“一生残る”ものから、“ライフスタイルに合わせて変えられる”ものへと進化する必要があると感じ、「自然にフェードしていく色素」という新しい選択肢を開発。肌への安全性はもちろん、色の残り方や時間経過による変化まで、細部にわたり設計されたこのシリーズは、いま多くのアーティストから高い評価を得ています。


「FADE」と「I ❤️ Ink」の違いとは?

Tinaさんが開発した2つの人気シリーズ「FADE」と「I ❤️ Ink」の違いについても、わかりやすく解説がありました。「I ❤️ Ink」は、長期的にしっかりと定着し、色の発色も安定していることが特徴。特に眉の形や色味を長くキープしたいクライアントに適しており、ナチュラルかつ持続性を求める方におすすめのシリーズです。
一方「FADE」シリーズは、より柔らかく、時間と共に自然に薄れていくよう設計されています。


🍦 クライアント思いから生まれた麻酔クリーム「Ice Cream」

Tinaさんは、自社製品のピグメントに加えて、施術中の「痛みへの配慮」についても強くこだわっていることを語りました。その想いから開発されたのが、表面麻酔クリーム「Ice Cream(アイスクリーム)」です。

「痛みの軽減は、クライアントの安心感にも直結します。プロの技術を活かすためにも、快適な施術環境は不可欠なんです。」

Ice Creamは、塗布後わずか数分で効果を感じられ、特に眉・アイライン・リップなどデリケートな部位の施術において、その即効性と持続力が高く評価されています。
さらに独自の保湿成分もあり、「麻酔=怖い・冷たい」という印象を覆すような、まるでスキンケアのような使い心地も魅力のひとつ。
施術者にもクライアントにも優しい、現場発想から生まれたプロフェッショナル向け麻酔クリームとして、多くのアーティストに愛用されています。


Q&Aセッション&🤝ファン交流タイム

後半のQ&Aセッションでは、参加者からの質問にTinaさんが丁寧に答える時間が設けられ、製品への疑問や技術に関する悩みに、直接アドバイスをいただける貴重な機会となりました。
その後は、Tinaさんとの記念撮影や、アーティスト同士の交流タイムへ。普段はSNSでしか繋がっていない仲間たちとのリアルな出会いに、笑顔と感動が溢れる時間となりました。
そして、Tinaさんへのサプライズとしてケーキを用意。ご家族も一緒にステージに登場し、会場はあたたかい拍手と歓声に包まれました。Tinaさんもとても嬉しそうで、心温まるひとときとなりました。


笑顔あふれる「ワクワク抽選会」で大盛り上がり!

最後には豪華景品が当たる「ワクワク抽選会」も行い、歓声と笑顔が広がる和やかな締めくくりとなりました。

Tina Daviesさん、そしてご来場いただいたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。今後もこのような学びと感動の場を提供し、アートメイク業界の発展に貢献してまいります。

次回イベントもどうぞお楽しみに!