医療アートメイク総合プラットフォーム『PMU Global Chains』(本社:東京都港区、代表取締役社長:土屋恵美)は、2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、東京・CITY HALL & GALLERY GOTANDAにて「PMU Tokyo Summit 2025」を開催しました。

本年度で第4回を迎える本サミットは、国内外の専門家を招き、最新技術やトレンド、経営ノウハウを学べる多彩なプログラムを2日間にわたり提供。会場は活気に満ち、多くの参加者が熱心に講演や実演に耳を傾けました。

また、同時開催の商材見本市では、アートメイク関連製品や最新商材が一堂に集結。参加者は製品を手に取り、直接メーカーやブランド担当者と意見交換を行えるだけでなく、気に入った商材はその場で購入できる絶好のチャンスとなりました。


Day 1:盛りだくさんのプログラムで幕開け

開会式

司会の久本直美氏による開会の挨拶に続き、オーガナイザーおよび登壇者の紹介が行われました。ステージには30名以上の国内外マスターやスペシャリストが登壇し、記念撮影も実施。今年のテーマである80年代City Popのビジュアル演出が融合し、会場全体が活気に包まれました。

午前の講演・トークセッション

午前中は、トランスジェンダー医療におけるパラメディカルアートメイクの可能性をテーマに、池袋真先生と山川智洋氏による講演で幕開け。その後のトークセッションでは、参加者との質疑応答も交え、専門的な知見が共有されました。

さらに、プライムスピーカーのミニ(MINI)氏による「スリーク&シームレス:肌に優しい次世代アイライナー技法」、ヘイズ・Hideko氏による看護師の顧客志向と経営者マインドに関する講演、プライムスピーカーLip Brow Kingのダヒニ(Dahini)氏による革新的技術「A King’s Kiss」など、多彩な内容が展開されました。

正午からは10名のマスターによるテクニカルショーが行われ、参加者はブースを自由に巡り、最新技術を間近で体験。実演形式で学びと発見が同時に得られる貴重な時間となりました。

午後の講演・ワークショップ

午後は後藤令子氏・三上アンリ氏による「ピンクスキンケアとアートメイク看護師の新しい収入の形」、さとうちほ氏の「医療レーザー除去治療」、PhiAcademyのブランコ(Branco) 氏によるオンライン登壇「新時代のブロウテクニック-BB Stroke」の発表など、実践的かつ即戦力となる内容が続きました。

さらに、マコト・スズキ氏による「わがままに生きる=本当の成功法則」、ジェシー・ユン氏による韓国発の痛みのない色素除去法「LALA Pink」の紹介、アンジー・ジュン氏・福井仁美氏によるメンズ眉に関する講演とトークセッションなど、技術だけでなく経営や国際トレンドも学べる充実のプログラムが提供されました。

パーマブレンドジャパンエリーツによるワークショップ

Day1の締めくくりには、パーマブレンドジャパンエリーツによるワークショップを実施されました。
キムゆい氏の「認知心理学を融合させた眉デザイン」をはじめ、キャン氏・坂本氏・セーラ氏・KAHO氏による「症例深堀り解説」、中屋菜津美氏による「グローバル視点で読み解くアートメイク:肌質・文化・色素の戦略的適応」、そして櫻井グリコ氏の「リップアートメイクのデザイン理論」など、いずれも専門性の高い内容が揃いました。

実技を伴うこれらのセッションでは、参加者が実際に手を動かしながら学べる環境が整えられ、講師陣との双方向コミュニケーションも活発に行われました。技術理解を深めるとともに、現場で活かせる実践的な知識を獲得できる、非常に濃密な時間となりました。

Day 2:専門性を深める二日目

午前の講演・トークセッション

二日目の午前は医師による講演からスタート。乾雅人先生は「乳がん患者に選択肢を。― Dr視点から提示する乳輪乳頭アートメイク普及の障壁と突破口」をテーマに講演。専門知識が丁寧に共有されました。その後、セーラ氏・八木橋真由美氏による講演とトークセッションが行われ、乳輪乳頭アートメイクの現場理解を深めました。大野夏実氏のファシリテーターによる活発な質疑応答も行われました。

続いてプライムスピーカーのヴェスナ(Vesna)氏による「マイクロブレーディング&シェーディング」が行われました。スポンサー講演として、POPUのCYAN氏が「パウダーブロウの最新技術とテクニック」を紹介しました。

午前の締めくくりは、総勢13名のマスターによるテクニカルショー。参加者は自由に各テーブルを回り、トップレベルの技術を間近で体験しました。

午後の医療・経営・技術講演

午後は医師セッションからスタート。「傷痕治療の始まりから終わりまで」をテーマに、目瀬 藤四郎先生、鍵本 慎太郎先生、青木 和香恵氏が、それぞれの専門視点から講演を行いました。その後のトークセッションでは、医療アプローチとカバーメイク技術の双方から理解が深まりました。

続いて、プライムスピーカーのアラ(Alla)氏による「乳輪乳頭を完璧に仕上げる 身体の美を蘇らせるアートメイク」、中村 仁美先生・服部 友樹先生による「医師から見た難治症例」、増淵 かおり氏・紀田 基邦先生による「エースプレイヤーから経営者の道」および「アートメイク×ヒアルロン酸注入」など、多彩な講演とトークセッションが続き、参加者は幅広い症例知識や技術、経営視点を学びました。

最後には大抽選会が行われ、豪華なアートメイク用品が当選者へステージ上で手渡されました。会場は終始、盛り上がりと笑顔に包まれました。


Gala Party:アートメイクで繋がる特別な夜

ガラパーティーは、NMT Japanインド支社・メディビューティーグローバルのビノット(Vinod)氏による乾杯でスタート。参加者はビュッフェ料理とドリンクを楽しみながら交流を深めました。続いて披露されたインド伝統舞踊のショーでは、4組のダンサーが鮮やかなパフォーマンスを展開し、会場を大いに盛り上げました。

その後、サミット登壇者とオーガナイザーへの記念品贈呈、格闘家武田 光司選手と奥田 啓介選手によるじゃんけん大会、ビンゴ大会とプログラムが続き、豪華賞品が参加者に手渡されました。

最後は、株式会社NMT Japan代表取締役社長・土屋恵美氏の挨拶で締めくくられ、ガラパーティーは盛況のうちに終了しました。

主催者の想い

「ここでの出会いと学びが、きっと明日を変える」
PMU Global Chainsは、2026年に創業40周年を迎えます。これまで日本から世界へ向けて医療アートメイクの素晴らしさを発信し続けてきました。

今後も進化を続け、新たな挑戦を通じて「HAPPY+」のビジョンを掲げ、アートメイクに関わるすべての人々の生活の質(QOL)向上と幸せの連鎖を拡げていきます。医療アートメイクは美を創るだけでなく、乳がん後の再建や抗がん剤の副作用による脱毛症、白斑症や傷痕のカモフラージュなど、患者様のQOL向上にも寄与しています。

PMU Global Chainsは、日本における医療アートメイクの知見と技術を世界に発信し、未来への可能性を広げる架け橋として邁進してまいります。

開催概要

開催日:2025年11月1日(土)~ 2日(日)
会場:CITY HALL & GALLERY GOTANDA(東京都品川区)
特設サイト:https://summit.pmu.global/