今日は韓国から、『WARTERBROWS』技法が大人気のLee Young Sooさんを紹介します。
元々は彫刻を専攻していたバックグラウンドをもち、まさに職人のようなPMUアーティストです。
今日はアートメイクで大事にしていることをお伺いしたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

Profile

Lee Young Soo

独創的かつ新しいスタイルを追い求める、眉アートメイクブランド「Onsoo Brows(オンス ブロウズ)」のCEOを務め、現在Onsoo Browの『WARTERBROWS』技法が人気を博している。

アートメイクに興味を持った理由やアートメイクでのキャリアを始めたきっかけは何ですか?

ガールフレンドを通じて、初めてアートメイクというものを知りました。それまでは、美術学校の講師を務めていましたが、アートメイクのことを知ってから徐々に興味を抱くようになり、実際にやってみることになりました。
以前私は美術学校に通いながら、彫刻を専攻し、人体解剖学と造形について学んでいました。そのとき、解剖学や人体における黄金比について色々と学んだ経験が、今日アートメイク施術を行う上でしっかりと生かされています。

アートメイクを通して、一番印象に残ったエピソードは何ですか?

そもそも眉に対して、コンプレックスを抱えていらっしゃる方々が多いようです。
眉がもともと薄い方、あるいはレーザーや薬物治療、脱毛によってほとんど無い方などが、私の元で施術を受けた際に、涙を流しながら感謝の言葉を伝えてくださったのですが、私はその当時の情景を今でもありありと思い出すことができます。
アートメイクは、単に外見的な部分を満たすだけではなく、内面的な部分をも満たすことができるのだと知り、より一層自分の技術に磨きをかけなければいけないと思いました。

 

得意分野や、普段の施術で力を入れていることは?

私は、眉アートメイクを専門としながら、その中でもヘアストローク技法を用いて施術を行っています。
ヘアストローク技法は、アートメイク技術の中で最も難易度が高く、皮膚への侵襲が少なくて、痛みを最小限に抑えた技法となっています。そのため、あらゆる患者様に施術することが可能です。

アートメイクにおいて、一番大切だと思うことは何ですか?

ナチュラルな仕上がりにするという部分が最も重要であると思います。
そのような仕上がりにするには、その人の骨格や筋肉の動き、眉の毛流れをしっかり把握することが、肝要となってきます。眉アートメイクの施術を行うにあたって、単純に眉の形のみを見て施術を行うのと、全体的に周りとの兼ね合いを見ながら施術を行うことでは、雲泥の差が生じます。

 

Leeさんにとって、アートメイクとは?

単純なメイクではなく、芸術だと思います。
私は、一本一本、丹精を込めて描いていくような、芸術作品を生み出していきたいです。
よりナチュラルで、新しい、私だけのスタイルを確率することで、多くの方々から求められるようになりたいです。アートメイクはいつも私に刺激ときっかけを与えてくれます。

 

今後の展望をぜひ教えてください!

今後、アートメイクの市場はより一層拡大していき、新しい、トレンドとなる技法が絶え間なく出てくることでしょう。そしてそれに伴い、人々の目も肥えていくと思います。そのため、独創的で他と差別化された独自の技術が必要となります。
私は、自身の絶え間ない研究と努力を通じて、全世界へOnsoo Browsを広めていきたいと思っています。

 

若手アーティストと日本人アーティストへのメッセージ

初めは、地道にコツコツがとても重要です。

目標を大きく持ちながら、それに向かって自身を日々鍛えてください。不可能なことはありません。できるようになるまでやらなかっただけでしょう。自身の限界を決めつけず、自分の中にある可能性を信じて、最後の最後まで努力を怠らないでください。努力は決して裏切らないので!

個人的に、日本の繊細かつ職人魂のこもった作品が好きで、リスペクトしています。
日本の方々は間違いなく、繊細で、細かい部分の作業を得意とされるようです。アーティストの方一人一人の個性とスタイルが確立されていけば、世界中に名を馳せるようなトップアーティストたちが、多く輩出されていくと思います。
ぜひ一緒に世界をまたにかけて活躍していけたら嬉しいです。
どうか諦めずに最後まで挑戦し続けてください!!
 

Leeさん本日はありがとうございました!これからのご活躍を楽しみにしています!

 

LINKS